この記事ではルイボスティーの原料、産地、栄養価、成分、期待効果を詳しく紹介しています。
目次
- ルイボスティー 原料
- ルイボス 産地
- ルイボスティー 栄養価
- ルイボスティー 成分
- ルイボスティー 期待効果
ルイボスティー 原料
ルイボスティーの原料は”ルイボス”と呼ばれるマメ亜科の針葉植物です。
ルイボスは地中から尖った髪の毛の様な枝を地上に出している植物で、尖った枝から緑色の葉・黄色の花を咲かせています。私たちが日常的に飲んでいるルイボスティーはこの”ルイボス”を摘み取り水分を与えて発酵させます。ルイボスの葉を発酵させることで緑色の葉が赤褐色へと色が変わり普段目にするルイボスティーの色に変わります。最後に赤褐色の葉と合わせて茎や幹も含めて加工したものがルイボスティーの茶葉となります。

ルイボス 産地
ルイボスの産地は世界で唯一、南アフリカ西ケープ州のセダルバーグ山脈の一帯のみです。
ルイボスは大変珍しい植物と言われていて世界中どこを探してもここでしかルイボスは生息できないと言われています。実際に過去似た気候地帯であるイスラエルでも養殖を試みましたが失敗に終わっています。実は南アフリカ西ケープ州のセダルバーグ山脈は大変厳しい気候で夏の平均気温は40℃近く、冬の最低気温は0℃といった気温差が激しく日本と比べて湿度もほとんどない地域になります。この植物にとって厳しい環境下を再現できないためセダルバーグ山脈でしか生息ができないと言われています。

ルイボスティー 栄養価
ルイボスティーは非常に栄養価が高いお茶です。
年間の温度差が40℃以上の湿度の低い乾燥した特殊な地域で生息する為に高い栄養素を備えているのではないかと言われており、原住民からも「不老長寿のお茶」として昔から飲まれているそうです。
ルイボスティー 成分
栄養価が高いルイボスティーには大きく3つの成分が入っています。
・ポリフェノール
ルイボスティーにはポリフェノールの1種のフラボノイドが多く含まれています。フラボノイドは植物に含まれる抗酸化成分で細胞の生成、活性化などを助ける働きを持っています。
・ミネラル
ミネラルはからだをつくる主な元素として主にマグネシウム、カルシウム、カリウム、亜鉛、鉄などを指します。実はルイボスティーの中にもミネラルが含まれています。
・ビタミン
果物に含まれる成分として知られているビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCなど多種多様なビタミンはルイボスティーにも含まれています。
ルイボスティー 期待効果
・新陳代謝の向上
ルイボスティーに含まれる抗酸化成分で身体を内側から活性化させることが期待できます。
内側から活性化することで血液の循環機能が良くなり体中のこり改善やシミやしわにならない美肌が保てます。
・便通改善
ルイボスティー内のミネラルに含まれるマグネシウムは便秘改善の期待ができます。
マグネシウムを摂取することで腸内に水分が集まることで便が柔らかくなります。
・冷え性・睡眠改善
ルイボスティーにはカフェインが一切含まれていないのでカフェイン飲料の代わりにルイボスティーを飲むことで冷え性・睡眠改善が期待できます。
カフェインを過剰摂取している場合、血液の循環機能が低下すると言われています。血液の循環機能が低下する事で手先が冷たくなりやすくなる冷え性や体のこりが出てくることで睡眠妨害に繋がります。
カフェインの多分摂取に関してはWHOも注意喚起がされているものの個人差が激しい為、健康に悪影響が生じないと推定される一日当たりの摂取許容量は国内でも国際的にも制定されていません。ただし、カナダ保健省においては成人で1日あたりのカフェイン摂取量としてコーヒーをマグカップで約3杯まで制限するようにと呼びかけているそうです。
まとめ
①ルイボスティーは南アフリカでしか収穫できない植物から出来る希少価値の高い飲料
②ルイボスティーの希少価値が高いのは特殊な厳しい環境でしか育たない為
③ルイボスは厳しい環境下で育つ代わりに栄養価が高く、様々な栄養素が入っている
④ルイボスティーはノンカフェインで様々な効果効能が期待できる
もし、コーヒーを1日に3杯以上飲んでいる方は3敗までに抑えて代わりにルイボスティーを飲んでみるのはいかがでしょうか?
※ルイボスティーはあくまでも食品となり、紹介しているのはあくまでも期待できる効果となります。
※お悩みの方は専門機関にてご相談ください。